第4話 ユーザーフォームを使って九九の計算問題を作成しよう

ユーザーフォームとは、どんなもので、どのように使用するのか見てみたいと思います。

ユーザーフォームを表示するには、まず、VBEditorを起動します。
次に、ツールのユーザーフォームをクリックします。




こんな形になります。
もし、ツールボックスが出ていない場合は、UserForm1の上でクリックすれば出てきます。


各画面の説明

プロジェクト−VBAProject
プロジェクトエクスプローラのことです。

左から、
コードの表示ボタン:クリックすると、選択したオブジェクトのコードウインドウを開きます。


・オブジェクトの表示ボタン:クリックすると、オブジェクトをアクティブにします。

・フォルダの切り替えボタン:プロジェクトウインドウのツリー表示をフォルダ単位の表示に切り替えます。

プロパティーウインドウ


ユーザーフォームデザインウインドウ


ユーザーフォームコードウインドウ


標準モジュールコードウインドウ


ツールボックス


これらの説明については、使用するときにしていきます。


ツールボックスの各ボタンの名称


左から、「オブジェクトの選択」「ラベル」「テキストボックス」「コンボボックス」「リストボックス」「チェックボックス」「オプションボタン」「トグルボタン」「フレーム」「コマンドボタン」「タブストリップ」「マルチページ」「スクロールバー」「スピンボタン」「イメージ」「RefEdit」

1.ユーザーフォームを出します
2.コントロールのラベルをクリックしてフォーム上をドラッグすると、ラベルコントロールが配置されます。
3.上記の要領でラベルコントロールを横に並べて4つ作成します。
4.コントロールのテキストボックスをクリックしてフォーム上をドラッグすると、テキストボックストコントロールが配置されます。
5.上記の要領でテキストボックスコントロールをラベルコントロールの横に作成します。
6.コントロールのコマンドボタンをクリックしてフォーム上をドラッグすると、コマンドボタンコントロールが配置されます。
7.上記の要領でラベルコントロールの下に、コマンドボタンコントロールを2つ作成します。

 このようになります。


ラベルコントロール・テキストボックスコントロール・コマンドボタンコントロール・ユーザーホームコントロールのプロパティー

ラベル(La)・テキストボックス(Te)・コマンドボタン(Co)・ユーザーホーム(Us)をクリックすると、それぞれのプロパティーがアクティブになります。
なにやら、たくさんの項目が出てきましたので、説明していきます。

オブジェクト名 La/Te/Co/Us オブジェクトの名前です。
Accelerator La/Co

コントロールのアクセス キーを設定します。値の取得も可能です。

AutoSize La/Te/Co

オブジェクトのサイズを表示内容の大きさに合わせて、自動的に調整するか
どうかを設定します。

True        コントロールのサイズを表示内容の大きさに合わせて、自動的
に調整します。
False コントロールのサイズを固定します。コントロールのサイズから
はみ出した部分は、画面に表示されません (既定値)。
AutoTab Te

テキスト ボックス (TextBox) コントロールのキスト ボックス領域に最大文
字数が入力されたとき、フォーカスを自動的に次のコントロールに移すかどう
かを設定します。

True フォーカスを自動的に次のコントロールに移します。
False フォーカスを自動的に次のコントロールに移しません (既定値)。
AutoWordSelect Te 選択範囲を広げるときの選択の基本単位を単語にするか、文字にするかを
設定します。
BackColor La/Te/Co/Us オブジェクトの背景色を設定します。
BackStyle La/Te/Co

オブジェクトの背景のスタイルを設定します。

fmBackStyleTransparent 背景を透明にします。
FmBackStyleOpaque       背景を不透明にします。
BorderColor La/Te/Co/Us オブジェクトの境界線の色を設定します。
BorderStyle La/Te/Us

コントロールまたはフォームの境界線のスタイルを設定します。

fmBorderStyleNone 境界線を表示しません。
fmBorderStyleSingle 実線の境界線を表示します 。
Cancel Co

マンド ボタンをそのフォームのキャンセル ボタンにするかどうかを設定しま
す。値の取得も可能です。

True 指定したコマンド ボタン
(CommandButton) コントロール
をキャンセル ボタンにします。
False 指定したコマンド ボタン
(CommandButton) コントロール
をキャンセル ボタンにしません
(既定値)。
Caption La/Co/Us オブジェクトの上に表示するオブジェクト名を設定します。
ControlSource Te コントロールの Value プロパティに設定、または格納するデータの位置を
設定します。また、Value プロパティにリンクさせる Excel ワークシートの
セル範囲を指定します。
ControlTipText Le/Te/Co マウスをクリックせずにマウス ポインタをコントロールの上に置いたときに
表示する文字列を設定します。
Cycle Us

フレーム (Frame) コントロールまたは Page オブジェクト上の最後の
コントロールにフォーカスがあるときに Tab キーが押された場合の
動作を設定します。

fmCycleAllForms フォーム上のコントロール、および
フォーム上に表示されているフレーム
(Frame) コントロールのコントロー
ルとマルチ ページ (MultiPage)
コントロールのコントロールを循環
します。
FmCycleCurrentForm フォーム、フレーム (Frame) コント
ロール、またはマルチ ページ
(MultiPage) コントロール上のコン
トロールを循環します。
フォーカスは、対象のフォーム、フレ
ーム (Frame) コントロール、また
はマルチ ページ (MultiPage)
コントロールの外のコントロールに
明示的に移されない限り、同じ
フォーム、フレーム (Frame)
コントロール、またはマルチ
ページ (MultiPage) コントロール
の中にとどまります。
Default Co

フォームの既定のコマンド ボタンにするかどうかを設定します。

True 指定したコマンド ボタン (CommandButton) コントロール
を既定のコマンド ボタンにします。
False 指定したコマンド ボタン (CommandButton) コントロール
を既定のコマンド ボタンにしません (既定値)。
DragBehavior Te

テキスト ボックス (TextBox) コントロールのドラッグ アンド ドロップ機能を
オンにするかどうかを設定します。

fmDragBehaviorDisabled ドラッグ アンド ドロップ操作は
できません (既定値)。
fmDragBehaviorEnabled ドラッグ アンド ドロップ操作が
できます。
DrawBuffer Us フレームを描画するときにディスプレイ表示以外のメモリを確保するために、
表示しないピクセル数を指定します。
Enabled La/Te/Co/Us

コントロールがフォーカスを取得できるかどうか、およびユーザーの操作で
発生したイベントに応答するかどうかを設定します。

True フォーカスを取得でき、ユーザーの操作で発生したイベント
に応答できます。コードを通じて操作することも可能です
(既定値)。
False マウス操作やキー操作 (アクセス キー、ホットキーを含む)
でコントロールを操作することはできません。ただし、
コードを通じて操作することは可能です。
EnterFieldBehavior Te

テキスト ボックス (TextBox) コントロールがフォーカスを取得したときの
選択動作を設定します。

fmEnterFieldBehaviorSelectAll コントロールがフォーカス
を取得したときに、その
編集領域の内容をすべて
選択します (既定値)。
FmEnterFieldBehaviorRecallSelection 選択内容を変更しませ
ん。前回にコントロール
がアクティブだったとき
の選択内容に従います。
EnterKeyBehavior Te

テキスト ボックス (TextBox) コントロールにフォーカスがあるときに、
Enter キーを押した場合の動作を設定します。

True Enter キーを押すと新しい行が作成されます。
False Enter キーを押すとタブ オーダーの次のオブジェクトに
フォーカスが移ります (既定値)。
Font La/Te/Co/Us コントロールやフォームで使用されるテキストの特性を定義します。
ForeColor La/Te/Co/Us オブジェクトの文字色を設定します。
Height La/Te/Co/Us

オブジェクトの高さをポイント単位で指定します。

HelpContextID La/Te/Co/Us

ユーザーが独自に作成したヘルプ ファイル内のトピックをコントロールと関連付けます。

HideSelection Te コントロールにフォーカスがないときでも、選択されている文字列を強調表示のままにしておくかどうかを設定します。
True 選択されている文字列は、そのコントロールにフォーカスがあるときに限り強調表示されます (既定値)。
False 選択されている文字列は、常に強調表示されます。
IMEMode Te

コントロールがフォーカスを取得したときの日本語入力システム (IME) の既定の実行時モードを設定します。

fmIMEModeNoControl 0 IME のモードを変更しません (既定値)。
fmIMEModeOn 1 IME をオンにします。
fmIMEModeOff 2 IME をオフにして英語モードにします。
fmIMEModeDisable 3 IME をオフにします。このモードにするとユーザーは、キー操作によっても IME をオンにすることができなくなります。
fmIMEModeHiragana 4 全角ひらがなモードで IME をオンにします。
fmIMEModeKatakana 5 全角カタカナ モードで IME をオンにします。
fmIMEModeKatakanaHalf 6 半角カタカナ モードで IME をオンにします。
fmIMEModeAlphaFull 7 全角英数モードで IME をオンにします。
fmIMEModeAlpha 8 半角英数モードで IME をオンにします。
fmIMEModeHangulFull 9 全角ハングル モードで IME をオンにします。
fmIMEModeHangul 10 半角ハングル モードで IME をオンにします。
IntegralHeight Te

テキスト ボックス (TextBox) コントロールのリストの中にすべてのテキスト行を表示するか、一部のテキスト行を表示するかを設定します。

True すべての項目が表示されるように、リストのサイズを自動的に調整します (既定値)。
False すべての項目を表示できないときでも、リストのサイズを変更しません。
KeepScrollBarsVisible Us スクロール バーを常に表示するかどうかを設定します。
fmScrollBarsNone スクロール バーを表示しません。
fmScrollBarsHorizontal 水平スクロール バーを表示します。
fmScrollBarsVertical 垂直スクロール バーを表示します。
fmScrollBarsBoth 水平スクロール バーと垂直スクロール バーの両方を表示します (既定値)。
Left La/Te/Co/Us

コントロールの位置を、フォームの左端からの距離を基準にして設定します。

Locked Te/Co

コントロールを編集可能にするかどうかを設定します。

True 値の編集ができないようにします。
False 値の編集ができるようにします (既定値)。
MaxLength Te

テキスト ボックス (TextBox) コントロールに入力できる最大文字数を設定します。入力できる文字数を制限しないときは、MaxLength プロパティに 0 を指定します。ただし、この場合でもメモリによる制約はあります。

MouseIcon La/Te/Co/Us

オブジェクトに割り当てるユーザー定義のアイコンを設定します。

MouseIcon プロパティは、MousePointer プロパティに 99 が設定されているときに限り有効です。オブジェクトのマウス アイコンとは、そのオブジェクトの上にマウス ポインタを置くと表示されるイメージのことです。

MousePointer La/Te/Co/Us

指定したオブジェクトの上にマウス ポインタを置いたときに表示するマウス ポインタの形状を設定します。

fmMousePointerDefault 標準のポインタ。形状はオブジェクトによります (既定値)。
fmMousePointerArrow 矢印。
fmMousePointerCross 十文字型のポインタ。
fmMousePointerIBeam I - ビーム。アルファベットの "I" の形のポインタ。
fmMousePointerSizeNESW 右上と左下の 2 方向を指す矢印。
fmMousePointerSizeNS 上下の 2 方向を指す矢印。
fmMousePointerSizeNWSE 左上と右下の 2 方向を指す矢印。
fmMousePointerSizeWE 左右の 2 方向を指す矢印。
fmMousePointerUpArrow 上方向を指す矢印。
fmMousePointerHourglass 砂時計。
fmMousePointerNoDrop 禁止記号 (円の中に対角線)。ドラッグしているオブジェクトの上に表示されます。不正なドロップ ターゲットを表します。
fmMousePointerAppStarting 砂時計付き矢印。
fmMousePointerHelp 疑問符付き矢印。
fmMousePointerSizeAll 上下左右の 4 方向を指す矢印。
fmMousePointerCustom MouseIcon プロパティに指定されているアイコン。
MultiLine Te

テキスト ボックス (TextBox) コントロールで、複数行のテキストの取得と表示を許可するかどうかを設定します。

True 複数行のテキストの取得と表示を許可します (既定値)。
False 複数行のテキストの取得と表示を許可しません。
PasswordChar Te

テキスト ボックス (TextBox) コントロールで、実際に入力された文字の代わりにプレースホルダ文字を表示するかどうかを設定します。

PasswordChar プロパティは、パスワードやセキュリティ コードなどの機密にかかわる情報を保護するときに使います。PasswordChar プロパティの設定値が入力した文字の代わりに表示されます。設定値が空のときは、入力した文字がそのまま表示されます。

Picture La/Co/Us オブジェクトの上に表示するビットマップを設定します。
PictureAlignment Us

背景に表示するピクチャの位置を設定します。

fmPictureAlignmentTopLeft 左上端に合わせて配置します。
FmPictureAlignmentTopRight 右上端に合わせて配置します。
FmPictureAlignmentCenter 中央に配置します。
fmPictureAlignmentBottomLeft 左下端に合わせて配置します。
fmPictureAlignmentBottomRight 右下端に合わせて配置します。
PicturePosition La/Co ピクチャの位置をピクチャが持つキャプションの位置を基準にして設定します。
fmPicturePositionLeftTop キャプションの左側にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの上端に合わせて配置します。
fmPicturePositionLeftCenter キャプションの左側にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの中央に合わせて配置します。
fmPicturePositionLeftBottom キャプションの左側にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの下端に合わせて配置します。
fmPicturePositionRightTop キャプションの右側にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの上端に合わせて配置します。
fmPicturePositionRightCenter キャプションの右側にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの中央に合わせて配置します。
fmPicturePositionRightBottom キャプションの右側にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの下端に合わせて配置します。
fmPicturePositionAboveLeft キャプションの上にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの左端に合わせて配置します。
fmPicturePositionAboveCenter キャプションの上にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの中央に合わせて配置します (既定値)。
fmPicturePositionAboveRight キャプションの上にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの右端に合わせて配置します。
fmPicturePositionBelowLeft キャプションの下にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの左端に合わせて配置します。
fmPicturePositionBelowCenter キャプションの下にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの中央に合わせて配置します。
fmPicturePositionBelowRight キャプションの下にピクチャを表示します。キャプションは、ピクチャの右端に合わせて配置します。
fmPicturePositionCenter コントロールの中央にピクチャを表示します。キャプションの水平位置は、キャプションの中央に合わせて、垂直位置はピクチャの上に合わせます。
PictureSizeMode Us

コントロール、フォーム、または Page オブジェクトの背景に表示するピクチャの表示方法を設定します。

fmPictureSizeModeClip フォームまたはページに表示しきれない部分は切り捨てます (既定値)。
FmPictureSizeModeStretch フォームまたはページのサイズに合わせて、ピクチャを引き伸ばします。この場合、ピクチャは水平方向または垂直方向にゆがむことがあります。
FmPictureSizeModeZoom 必要に応じてピクチャを引き伸ばしますが、水平方向または垂直方向にピクチャがゆがまないように引き伸ばします。
PictureTiling Us

フォームまたはページの全体にピクチャを並べて表示するかどうかを設定します。

True ピクチャを背景全体に並べて表示します。
False ピクチャを背景全体に並べて表示しません (既定値)。
RightToLeft Us

テキストの表示方向を示し、両方向に表示可能なシステムの外観を制御する、ブール型 (Boolean) の値を返します。

True コントロールは、アラビア語の Windows 95 またはヘブライ語の Windows 95 などの両方向対応プラットフォーム上で動いており、テキストは右から左へ表示されます。垂直スクロールバーをテキスト ボックスやリスト ボックスの左側に表示したり、ラベルをテキスト ボックスの右側に表示したりするといった具合に、コントロールの形態を変更する必要があります。
False コントロールは、英語の Windows 95 などの一方向対応プラットフォームで実行されているものとして動作する必要があり、テキストは左から右に表示されています。コンテナがこのアンビエント プロパティをインプリメントしていない場合は、これが既定値になります。
ScrollBars Te/Us コントロール、フォーム、またはページに垂直スクロール バー、水平スクロール バーを表示するかどうかを設定します。
fmScrollBarsNone スクロール バーを表示しません (既定値)。
fmScrollBarsHorizontal 水平スクロール バーを表示します。
fmScrollBarsVertical 垂直スクロール バーを表示します。
fmScrollBarsBoth 水平スクロール バーと垂直スクロール バーの両方を表示します。
ScrollHeight、ScrollWidth Us

コントロール、フォーム、またはページのスクロール バーを動かすことによって表示できる領域全体の高さまたは幅をポイント単位で設定します。

ScrollLeft、ScrollTop Us

論理的なフォーム、ページ、またはコントロールの左端または上端から、表示されているフォームの左端または上端までの距離をポイント単位で指定します。

SelectionMargin Te

文字列の左側の余白部分をクリックするだけで、その行の文字列を選択できるようにするかどうかを設定します。

True 左側の余白部分をクリックすると、文字列が選択されます (既定値)。
False 左側の余白部分をクリックしても、文字列は選択されません。
SpecialEffect Te/Us

オブジェクトの表示スタイルを設定します。

fmSpecialEffectFlat オブジェクトは、平面的に表示され、境界線または色の違いによって背景と区別します。イメージ (Image) コントロールおよびラベル (Label) コントロールでは、これが既定値です。すべてのコントロールで使用可能です。
fmSpecialEffectRaised オブジェクトの上辺と左辺が強調表示され、下辺と右辺には影が付けられます。チェック ボックス (CheckBox) コントロールおよびオプション ボタン (OptionButton) コントロールでは、使用できません。
fmSpecialEffectSunken オブジェクトの上辺と左辺に影が付けられ、下辺と右辺は強調表示されます。コントロールとその境界線は、フォームの中に沈んでいるように見えます。チェック ボックス (CheckBox) コントロールおよびオプション ボタン (OptionButton) コントロールでは、これが既定値になります。すべてのコントロールで使用可能です (既定値)。
fmSpecialEffectEtched コントロールの枠が沈んで見えます。チェック ボックス (CheckBox) コントロールとオプション ボタン (OptionButton) コントロールでは、使用できません。
fmSpecialEffectBump オブジェクトの下辺と右辺に隆起線が付けられ、上辺と左辺は平らに表示されます。チェック ボックス (CheckBox) コントロールとオプション ボタン (OptionButton) コントロールでは、使用できません。
StartUpPosition Us

UserForm を最初に表示するときの、その位置を表す値を設定します。値の取得も可能です。

Manual 初期設定値を指定しません。
CenterOwner UserForm が属する項目の中央の位置。
CenterScreen 画面全体の中央の位置。
Windows Default 画面の左上隅の位置。
TabIndex Te/Co

フォームのタブ オーダーにおけるオブジェクトの位置を設定します。

TabKeyBehavior Te

編集領域の中で、タブ文字を許可するかどうかを設定します。

True Tab キーを押すと、編集領域にタブ文字が挿入されます。
False Tab キーを押すと、タブ オーダーの次のオブジェクトにフォーカスが移ります (既定値)。
TabStop La/Te/Co

Tab キーを使って、フォーカスを移動したときにオブジェクトがフォーカスを取得できるかどうかを設定します。

Tag La/Te/Co/Us

オブジェクトに関する補足的な情報を設定します。

TakeFocusOnClick Co

コントロールがクリックされたときに、フォーカスを取得できるかどうかを設定します。

True クリックされたら、フォーカスを取得します (既定値)。
False クリックされても、フォーカスを取得しません。
Text Te

テキスト ボックス (TextBox) コントロールに文字列を設定します。値の取得も可能です。

TextAlign La/Te

コントロールの中で文字列をどのように配置するかを設定します。

fmTextAlignLeft 文字列の先頭の文字をコントロールの編集領域の左端に合わせて、文字列を表示します (既定値)。
fmTextAlignCenter 中央揃えで文字列を表示します。
fmTextAlignRight 文字列の最後の文字をコントロールの編集領域の右端に合わせて、文字列を表示します。
Top La/Te/Co/Us

コントロールの位置を、フォームの左端または上端からの距離を基準にして設定します。

Value Te

コントロールの状態、またはその内容を設定します。編集領域の文字列を表します。

Visible La/Te/Co

オブジェクトを表示するか、非表示にするかを設定します。

True オブジェクトを表示します (既定値)。
False オブジェクトを非表示にします。
WhatsThisButton Us

UserForm オブジェクトのタイトル バーに [?] ボタンが表示されているかどうかを表すブール型 (Boolean) の値を返します。実行時には、値の取得のみ可能です。このプロパティは、Macintosh では使用できません。.

True [?] ボタンが表示されます。
False (既定値) [?] ボタンは表示されません。
WhatsThisHelp Us

コンテキスト ヘルプを使用するか、メイン ヘルプ ウィンドウを使用するかを表すブール型 (Boolean) の値を返します。実行時には、値の取得のみ可能です。このプロパティは、Macintosh では使用できません。.

True アプリケーションでいずれか 1 つのコンテキスト ヘルプの参照方法を使用して Windows ヘルプを起動し、WhatsThisHelpID プロパティに指定したトピックを表示します。
False (既定値) アプリケーションで F1 キーを使用して Windows ヘルプを起動し、HelpContextID プロパティに指定したトピックを表示します。
Width La/Te/Co/Us

オブジェクトの高さをポイント単位で指定します。

WordWrap La/Te/Co コントロールの内容を行の最後で、自動的にワードラップさせるかどうかを設定します。
True 文字列をワードラップします (既定値)。
False 文字列をワードラップしません。
Zoom Us

オブジェクトの表示サイズの拡大率を設定します。

Zoom プロパティの値は、イメージの表示サイズの拡大率または縮小率を表します。10 〜 400 の範囲の値を指定できます。このプロパティには、オブジェクトの本来のサイズを 100 とするパーセンテージを指定します。400 を指定すると、イメージは本来のサイズの 4 倍 (400%) に拡大されます。同様に、10 を指定すると、表示イメージは本来のサイズの 1/10 (10%) に縮小されます。


勢いあまって、Sheetのプロパティーも説明します。
オブジェクト名 オブジェクトの名前です。
DisplayPageBreaks

True の場合、指定されたシートにページ区切り (自動および手動の両方) を表示します。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。プリンタをセットアップしていない場合、このプロパティは設定できません。

DisplayRightToLeft

True の場合、指定されたウィンドウまたはシートの表示が右から左の表示方向になります。False の場合、オブジェクトを左から右の表示にします。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。このプロパティを設定できるのは、右から左の言語の設定が選択またはセットアップされている場合だけです。

EnableAutoFilter

画面上での変更のみの保護が設定されているときに、このプロパティが True の場合は、オートフィルタ矢印が使用できます。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。このプロパティは各ワークシートを対象とします。行った設定はブックを閉じると破棄され、シートや動作環境の設定とともに保存されません。

EnableCalculation

True の場合、必要に応じて自動的にシートの再計算を実行します。False の場合、Excel はシートの再計算を実行しません。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。このプロパティの値が False の場合、シートの再計算を要求できません。 False から True に値を変更すると、Excel がシートの再計算を実行します。

EnableOutlining

画面上での変更のみの保護が設定されているとき、このプロパティが True の場合、アウトライン記号が使用可能です。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。このプロパティは各ワークシートを対象とします。行った設定はブックを閉じると破棄され、シートや動作環境の設定とともに保存されません。

EnablePivotTable

画面上での変更のみの保護が設定されているときに、このプロパティが True の場合、ピボットテーブルのコントロールと機能が使用できます。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。

EnableSelection

シートで何を選択できるようにするかを設定します。使用できる定数は、XlEnableSelection クラスの xlNoRestrictionsxlNoSelectionxlUnlockedCells のいずれかです。値の取得および設定が可能です。長整数型 (Long) の値を使用します。ワークシートを保護しているときにだけ、このプロパティを使用できます。xlNoSelection はシートのすべてのセルの選択が禁止され、xlUnlockedCells は、Locked プロパティが False のセルに限り選択が許可され、xlNoRestrictions はどのセルの選択も許可されます。

Name オブジェクトの名前を返します。
ScrollArea

スクロールが可能な領域を A1 形式の範囲参照として設定します。スクロール領域以外のセルは設定できません。値の取得および設定が可能です。文字列型 (String) の値を使用します。シート全体でセル選択を可能にするには、このプロパティに空の文字列 ("") を設定します。

StandardWidth

ワークシート内のすべての列の標準 (既定) の幅を設定します。値の取得および設定が可能です。倍精度浮動小数点数型 (Double) の値を使用します。列幅の単位は、標準スタイルの 1 文字分の幅に相当します。プロポーショナル フォントでは、数字の 0 の幅が列幅の単位になります。

Visible

True の場合、指定されたオブジェクトを表示します。ワークシートの場合、このプロパティに定数 xlVeryHidden を設定できます。xlVeryHidden を設定するとオブジェクトは非表示になります。このプロパティに再び True を設定しない限り、オブジェクトを表示しません。また、ユーザー側でオブジェクトを表示することはできません。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) または 長整数型 (Long) の値を使用します。